恋愛関係・男女関係・縁切り・別れさせ
恋愛成就
想いを寄せる相手と正式に結ばれることを指します。
「恋愛成就祈祷」「恋愛成就祈願」と呼びます。
そしてこの祈祷は、男女だけの関係に限定して適用されるものではありません。
男性同士、女性同士での恋愛成就も当然あり得ます。
また、その当事者も必ずしも「自分」が含まれている必要もありません。
誰かと誰かを結ばせたい。そのように願う「恋愛成就」もあります。
人と人が恋愛関係になって行く過程で重要なのは、「相手の気持ちを慮ること」「相手の距離感を尊重すること」です。
せっかくの「思い」も、それが自分主体になってしまうと相手にとっては【重い】になります。
逆に、相手の心を考えた「思い」は文字どおり【想い】となって相手に正しく伝わります。
また、人間誰しも個々の「距離感」というものを持っています。それを無視して相手に近づけば、距離を保とうとして相手は逃げて行ってしまいます。追えば追うほどです。
人間として相手を思いやり慈しむことのできる心が育つこと、それが「恋愛成就」につながります。
復縁
以前交際関係にあった相手と何らかの理由で別れた(離縁)後、再び交際を再開することを指します。
「復縁祈祷」「復縁祈願」と呼びます。
一度は交際関係にあった者同士が何らかの原因で別れるに至ったということですから、
当然ながら、そのまま何も変わらない状態で復縁が叶ったとしても必ず再び別れが訪れてしまいます。
別れるに至った原因を相手のせいばかりにし、自分のやってきたことはすべて正しい、などという思い上がりに満ちた人間を誰が好きになってくれるでしょうか。
恋愛は二人の問題ですから、両者にそれぞれ原因があったはずです。
自分のどういう点が間違っていた、足りなかった。
その反省の積み重ねが自分をより良い理想の方向へ変えてくれます。
相手を変えようとしても変えられるものではありません。自分は自分しか変えられませんから。
自分は自分を変えて行くことに尽力し、祈祷で相手の心を変えていく。この両輪が「復縁成就」を導きます。
縁切り・離縁・別れさせ
交際関係または婚姻関係にある者同士を別れさせることを指して「離縁」「別れさせ」と呼び、
そのような関係になり者同士が対象であれば「縁切り」と呼びます。
成就の難度は現時点での両者のつながりの深さに比例し、交際期間や婚姻期間がそのまま難度につながるものではありません。
縁切り系の祈祷に臨むにあたり留意していただきたいことは、「離縁」「別れさせ」は短期間のうちにムリヤリ両者を引き離すものではないということです。
交際・婚姻関係にない、例えば「イヤな相手と縁を切りたい」場合には即効性が必要ですが、交際・婚姻関係にある者同士を強力な呪詛でムリヤリ引き離してしまった場合、両者の心にはまだ相手への想いが残ることになります。
障害のある恋愛はむしろ熱く燃え上がってしまうものです。
あるいは、自分と誰かを引き離した場合、相手がストーカー化してしまう恐れもあります。
縁切り系の目指すところは、当事者がお互い相手への興味関心を無くして行くことです。
それにより前述の懸案事項も解消され、婚姻関係にあった者の場合は慰謝料などの問題も生じなくなります。
円満というのは適当ではないかも知れませんが、「無難」な結末こそが縁切り系の着地点です。